うちの夫はモラハラ? モラハラ夫の具体例
夫のモラハラの具体例
当事務所でこれまでに受任・相談した案件の中から、モラハラ男性の具体例を示します(実際の事例を多少改変しています)。
特徴的なものをあげていますが、モラハラのパターンは多岐にわたりますのでこれら以外にも「モラハラ」といえる言動はあります。
Aさん
・子どもの成績が悪いと夫が妻を「お前が悪い」「受験に失敗したらお前の責任だ!」と子の前で怒る(夫は高学歴で社会的地位も高い)
・夫婦げんかになると「俺が買った家に住むな」「俺が買った車にも乗るな」と言われる
Bさん(フルタイムで共働き)
・「お前(妻)の仕事なんて社会になんの意味もない、同僚も質が低い」と言われる
・気に入らないことがあると、共働きだが夫は家事育児を一切しなくなる
・「お前の親は自分の娘に一体どういう教育したんだよ!」と言われる
・子の前でペットボトルや雑誌を八つ当たりで床に叩きつける
Cさん
・夫婦喧嘩になると夫から脅迫的なLINEのメッセージが何十通も連続で届く
・記憶違い・聞き間違いレベルの事で数十分も本気で怒り続ける
・「お前の親の遺伝子が子どもに悪影響になってる」と言われる
Dさん
・妻の両親のことを子の前で「あのジジイども・ババアども」呼ばわりする
・外出時に不機嫌になると妻のフルネームをわざと大声で言って周囲に聞かせる
・食事の際に妻が調味料を切らしていただけで怒り続ける
・軽くではあるが妻の胸倉をつかみ上げて怒る
Eさん
・妻の料理が気に入らないと「全部作り直せ」「弁当を今すぐ買ってこい」と言う
・「お前よりもうちの母親のほうが子育てがうまい」と言われる
・夫の親と妻とで言い合いがあると「俺の親に謝ってくるまで家に帰るな」と玄関のチェーンロックを外さない
以上、「モラハラ」行為のみを挙げましたが、これらの中にはDVに発展したケースもあります。
モラハラ男性の傾向
モラハラ男性の傾向としては
・社会的地位が高い,仕事で成功している等のプライドの高さが,妻への見下しになっている
・夫が自分の両親を誇りに思う気持ちが強く,「自分の親が正しくて妻や妻の親が間違っている」という意識に固まっている
・自分が「モラハラをしている」という自覚はなく、「相手が悪いのだから当然」との意識がある
・気分によっては優しい時もあり、気持ちに波がある
といったものがあります。
あなたの夫がもし、これらの例と似たようなことをしていたら、とりあえず夫の言動についてメモや日記をつけておくだけでも、後で役に立つかもしれません。
モラハラをしてしまうタイプの人は「自分が正しい」と思い込んでいるため、あなたが本気で行動を起こさない限り、変わることが難しいです。
心や身体が壊れてしまわないうちに、いまできる行動を探してみましょう。
執筆者情報
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最も大事なこと、それは、お客様と信頼関係を構築すること。
弁護士にしか話せないこと、言えないこともあります。時間をかけても信頼関係を構築することが何より大切だと思っています。話しにくいこと、言いたくないことも出来るだけ話してもらえるよう、私はまずお客様の話す内容を時間をかけて細部までよく聴き、真意をつかみ取るように意識しています。お客様の話す内容については、単にご要望を伺うだけではなく、何故そのような心情に至ったのかを背景事情も踏まえて私なりに分析し、お客様の真意に見合った解決案を提示することを心がけています。
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