不貞の慰謝料請求をされたものの、相手方の当初請求額から230万円の減額に成功した事例
目次
カテゴリ:不倫・浮気, 女性, 当方有責, 慰謝料
属性
依頼者 30代 女性 会社員
相手方 40代 女性 公務員
相談の経緯
不倫慰謝料請求の事案であり、相手方女性から、元夫と不倫していたとして、慰謝料300万円を請求されました。依頼者にも言い分があるとして、当事務所に相談にこられました。
なお、本件がやや特殊なのは、相手方女性は既に夫と離婚済みであり、離婚後の慰謝料請求でありました。また、通常は弁護士からの内容証明郵便等で何らかの通知が先行することが多いのですが、本件はいきなり訴訟を提起されました。したがって、当事務所でも交渉ではなく裁判からの対応となりました。
不倫の事実自体は依頼者も認めていました。
当事務所の活動
当事務所で相手方との裁判対応を受任しました。
裁判の中で、不貞時期等に関する相手方の主張に矛盾があることや、相手方の元夫は他にも不貞相手がいたこと等を主張して金額の減額を求めました。
結果
7回目の裁判期日を経て、慰謝料70万円の和解で解決しました(解決期間は6か月)。
ポイント、所感
不倫の事実を求めている場合も、不倫の期間、その他の様々な事情で金額の減額は可能です。常にうまくいくとは限りませんが、訴訟となった場合も、あきらめず適正な主張を貫いたことで、本件は相手方の当初請求額から230万円の減額に成功しました。
執筆者情報
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最も大事なこと、それは、お客様と信頼関係を構築すること。
弁護士にしか話せないこと、言えないこともあります。時間をかけても信頼関係を構築することが何より大切だと思っています。話しにくいこと、言いたくないことも出来るだけ話してもらえるよう、私はまずお客様の話す内容を時間をかけて細部までよく聴き、真意をつかみ取るように意識しています。お客様の話す内容については、単にご要望を伺うだけではなく、何故そのような心情に至ったのかを背景事情も踏まえて私なりに分析し、お客様の真意に見合った解決案を提示することを心がけています。
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