夫の不倫により妻が離婚を決意。財産分余として住宅を妻が取得し、住宅ローンは夫が支払い続ける内容で合意し,協議離婚書を作成した例

属性

依頼者 40代女性(主婦)

相手方 40代男性(会社員)

子ども 2名

 

相談の経緯

夫に不審な行動があり、妻が問い詰めたところ夫は不貞を認めました。

妻は悩んだ末に離婚を決意し、不貞相手の女性とはあまり関わり合いたくないと思い、夫と離婚条件の交渉をしていました。また住宅ローン支払い中の自宅マンション(夫婦の共有名義)があり、妻はそこに子ども達と居住し続けることを第一の希望としていました。

夫との交渉がやや難航し、また自宅居住や住宅ローンの支払いについてどのような合意をすればよいか悩み、相談に来られました。

 

当事務所の活動

離婚自体は夫と合意しており、妻自身で夫との交渉も可能であったので、当事務所で協議離婚書案をその都度作成する形で、受任しました。

 

財産分与・子ども達の面会など依頼者の希望する内容を、計15条に渡る内容で適正に表記してまとめるとともに、交渉の進行の都度、改定をして夫婦に互いに示し、その時点での合意ができた内容や意見が対立している箇所を、明確化させるようにしました。

本件では夫が、自身が不貞をした有責配偶者であることを認めていたので、比較的依頼者の希望に沿う形で交渉が進行しました。

 

結果

依頼者が冷静に交渉を重ねた結果、財産分与として自宅持分を依頼者が取得するとともに、夫が残ローンを支払い続ける合意、面会・養育費についても合意がまとまり、当方で正式に協議離婚書としてまとめ、双方署名・捺印をしました。

(※ なお、解決内容については本件に関してのものであり、同様の結果を当事務所が保証するものではありません。)

 

ポイント、所感

今回は、夫が自分が不利な側だと理解していたこともあり、当事者同士で交渉がまとまりました。

夫婦で離婚の話し合いが可能な場合であっても、自宅や住宅ローンが関係する場合には特に、法的に意味のある書面を作成すべきと思います。口頭のみの合意や、曖昧・不正確な文章での合意では、数年後になってトラブルが再発しやすく、またトラブルの際に無意味な合意になってしまったり、むしろ思わぬ不利益になる危険もあります。

離婚することだけでも、精神的な負担は大変なものがあります。せっかく新たな人生のスタートを始めた後になって、再び問題が発生し、昔の配偶者と関わらなくてはいけなくなってしまうのは、離婚とはまた違うつらさがあります。

その危険を可能な限り最小限に抑えるためにも、専門家の協力が大切であると考えます。

 

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